Salesforceを使ってメールマーケティングを行う方法
貴社の販売促進・CRMにお役立てくださいはじめに
Salesforce×メールマーケティングとは

Salesforceに溜まった顧客データを放置していませんか?
低コストで有効活用する方法として、メールマーケティングをお勧めします。お客様に対して、手軽にサービス紹介や関係構築を図ることができるからです。
詳しくは「メールマーケティングの重要性」へ
Salesforceはメールマーケティングとの相性が良く、専用の機能やサービスを活用することで、簡単かつ効果的に運用できます。このページでは、その方法について解説していきます。
メールマーケティングの運用ステップ
このページでは、以下の3ステップで運用方法を解説します。
Step1. 配信対象を集める
集客施策の例
Salesforce上のリードや取引先責任者など、顧客データを増やす施策を3つご紹介します。
資料ダウンロード

Webから資料をダウンロードしてもらう運用です。顧客情報をSalesforceに登録し、「リード」や「商談」などを活用して進捗管理できます。
キャンペーン

プレゼントや割引などの"キャンペーン"で見込み客を獲得します。そこからメルマガで地道に関係構築を図る施策です。
会員登録

会員登録やメルマガ購読申請、Web入会された方をSalesforceに登録します。見込みの高いお客様なので、積極的にメールを送りましょう。
Webフォームを活用する

上記の施策を実現するには、基本的にWebフォーム(入力ページ)が必要になります。
電話や紙などの媒体で集めたお客様の情報を、Salesforceに手入力していくことも考えられますが、母数が多いと手が回りません。また、顧客情報取り扱い事故の原因にもなります。
そのため、フォームで取得した情報をそのままSalesforceに登録すると便利です。5つの実現方法を「Salesforceでフォームを作成する方法」でご紹介していますが、中でも高機能なフォームを簡単に作成できる「クライゼル/Salesforce連携サービス」をお勧めいたします。
Step2. メールを配信する
Salesforceから直接送る
メール配信のたびに毎回、Salesforce上の顧客データをダウンロードして配信システムにアップロードするのは手間だと思いませんか?「Autobahn for AppExchange」なら、Salesforceの管理画面から簡単な操作で、そのまま文面作成・配信設定が可能です。
メール配信の流れ
メール配信と言うと「文面を作って送るだけ」というイメージがあるかもしれませんが、
本格的なメールマーケティングを行う場合は、配信ごとに以下のような手順を踏むと良いでしょう。

- 1. 目的と目標を設定
- 2. ターゲット選定
- 3. 文面の全体像や盛り込むコンテンツを考案
- 4. 文面作成
- 5. リスト(抽出条件)作成
- 6. 配信設定
- 7. 効果測定
弊社トライコーンでは、こちらの一連の流れをトータルサポートしております。具体的には、メール配信アプリやフォーム作成ツールの提供に加え、メールマーケティングの運用支援やレスポンシブHTMLメールのテンプレート制作など、多岐に渡ります。
Step3. 顧客の反応をキャッチする
配信停止を受け付ける

メルマガの文面内に、配信停止(オプトアウト)の受け付け窓口を記載することは、法律で義務化されています。窓口の記載は、連絡先を明記するか、配信停止申請のURLを載せる必要があります。
その他メルマガで順守すべき法律に関しては、こちらの記事へ
「メルマガで注意すべき特定電子メール法とは?法律違反を避ける方法」
開封・クリックを取得する

開封率やクリック率を取得することで、どのような件名・文面を送ると反応が多いかを分析できます。メールマーケティングのPDCAを回しましょう。ABテストも有効です(配信対象を2分割し、ほぼ同じ文面を送って結果を見比べる分析手法)。
また、開封・クリックの履歴が多い人を優先して営業アプローチするといった施策も可能です。(いわゆる「スコアリング」という手法)
アンケートを取得する

満足度調査や顧客分析を実施し、サービス改善/マーケティングに活かしましょう。
Salesforceのレポート機能を使うと、集計が便利です。
登録情報の更新を受け付ける

顧客が自分のメールアドレスや住所などを変更する際に、毎回手動で手続きを行っていると、手間かつミスの原因になります。Webフォームから顧客が自分の登録情報を直接変更できるように設計し、運営を効率化しましょう。
まとめ
効率的にメールマーケティングを始めましょう!

Salesforceユーザーはフォーム作成ツールやメール配信アプリなどを使うことで、簡単に顧客データを蓄積 → 有効活用できます。
最後に
このサイトでは、メールマーケティングに限らず、Salesforceの活用方法を幅広くご紹介しております。