Salesforceでフォーム
を作成する6つの方法

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もくじ

Salesforceでフォームを作成する6つの方法

フォームを作ってSalesforceにデータ連携させることで、効率的に顧客データを取り込むことが可能です。
しかし、どのようにフォームを作ればいいか分からない方もいらっしゃると思います。

そこで、このページでは、フォームを作ってSalesforceに自動でデータ登録させる方法を6つご紹介します。
それぞれのメリット・デメリットも記載していますので、貴社の状況に合わせて最適なものをご検討ください。

Web-to-リード・Web-to-ケース

Salesforceの標準機能です。フォームを生成し、入力されたデータはリード・ケースオブジェクトに自動的に格納されます。
詳しくはこちらのページをご確認ください。


メリット
  • 追加費用がかかりません。
  • Salesforceに自動でデータを格納できます。
デメリット
  • 設定にはHTMLの知識が必要です。
  • リード・ケース以外のオブジェクトとは連携できません。
  • Web-to-リードは1日500件、Web-to-ケースは1日5,000件まで連携可能です。
  • フォームを設置するためのWebサーバを手配する必要があります。
  • フォーム機能に不可欠な各種バリデーション(値の必須確認や形式確認など)や確認画面等の機能をご自身で設定する必要があります。

クライゼル × Web-to-リード/ケース

クライゼル/Salesforce連携サービス クライゼルライト/Salesforce連携サービス
「クライゼル」「クライゼルライト」は、Webフォームを簡単に作れるサービスです。専門知識が無い方でも、高機能なフォームを作成できます。
メリット
  • クライゼルライトなら月額1万円で利用できます。
  • 簡単な設定をするだけでweb-to-リード/ケースに連携できます。
  • 入力値チェックや公開設定などの機能を標準装備しています。
  • フォームを設置するためのWebサーバを手配する必要がありません。
  • HTMLの高度な知識は不要です。(コーディングしてフルカスタマイズすることも可能です。)
デメリット
  • 有償サービスです。
  • カスタムオブジェクトにはデータ登録できません。(カスタムオブジェクトにデータ登録をしたい場合は後述のクライゼル/Salesforce連携サービスが必要です。)
  • フォームから登録されたデータは、クライゼルにも登録されます。(定期的に・自動的に削除することは可能です。)

クライゼル/Salesforce連携サービス

クライゼル/Salesforce連携サービス クライゼルライト/Salesforce連携サービス
フォームを簡単に作成し、Salesforceの標準オブジェクト/カスタムオブジェクトに入力データを自動連携できるサービスです。詳細は、「クライゼル/Salesforce連携サービス」をご確認ください。
メリット
  • 高機能なフォームを、簡単に作成できます。
  • ほとんどのオブジェクトと連携可能です。
  • 登録用のフォームだけでなく、更新用も作成できます。
  • 入力値チェックや公開設定などの機能を標準装備しています。
  • HTMLの知識が不要です。(コーディングしてフルカスタマイズすることも可能です。)
デメリット
  • 有償サービスです。
  • フォームから登録されたデータは、クライゼルにも登録されます。(定期的・自動的に削除することは可能です。)

アンケート機能

Salesforceのアドオン「Salesforce Surveys」のアンケート機能でフォームを作成し、「アンケートへの回答」オブジェクトに回答結果を登録させることができます。
アンケートを検討されている方は「Salesforceでアンケートを運用する方法」をご覧ください。


メリット
  • HTMLやプログラミング等の知識は不要です。
  • レポーティング・分析用の機能が備わっています。
デメリット
  • 1,000の回答に対して300ドルの追加費用がかかります。
  • リードや取引先責任者などの登録・更新ができません。
  • フォームはデザイン上の制約があります。
  • Salesforce権限設定やコミュニティ機能の知識が必要です。

個別に開発

Salesforceの追加機能である「Site.com」で、Salesforceに直接データを登録させるフォームを構築することができます。

メリット
  • 回答項目はドラッグアンドドロップで作成できます。
  • ほとんどのオブジェクトと連携可能です。
デメリット
  • 1サイトあたり156万円/年の追加費用がかかります。
  • HTMLや独自のプログラミング言語等の専門知識が必要となる場合があり、習得するのに時間と人的コストがかかります。
  • Salesforceのシステム的な仕様の理解も深める必要があます。

MAツール

Salesforceが提供するAccount Engagement(旧Pardot)やMarketing CloudといったMAツールを使い、フォームをSalesforceに連携させる方法です。
詳細は、「Account Engagement(旧Pardot)」や「Marketing Cloud」を参考にしてください。


メリット
  • Salesforceとリアルタイムで連携が可能です。
  • フォームを簡単な操作で作成できます。
  • トラッキングやスコアリング、メールのシナリオ配信など、高度なマーケティングに必要な機能を備えています。
デメリット
  • 要件定義の段階から、外部のコンサルタントやSIerと協業・委託することが一般的です。
  • 有償です。単純にフォームだけ作成したい場合は、費用が見合わない可能性があります。
  • フォームはデザイン上の制約があります。

フォームの活用方法

Salesforceユーザのフォームの用途

様々な用途がありますが、今回は代表例を3つだけご紹介します。

これらの用途でフォームから登録された情報を、Salesforceに自動で連携させることにより、
手動で連携させる場合と比較して業務効率化と顧客情報を扱う上での事故防止が見込めます。

お問い合わせ

資料ダウンロードやイベント・キャンペーンの申し込みから見込み客をつながる

Web経由で見込み顧客からお問い合わせ・申し込みを受け付けて「リード」として管理したり、既存客からの質問を受け付けて「ケース」で進捗管理したりできます。詳しくはこちら

アンケート

ウェビナーの事後アンケートも可能

社内・社外問わず、アンケートを取得することができます。顧客分析や満足度調査などを行った後、集計するにはSalesforceのレポート機能が便利です。詳しくはこちら

会員登録

webから会員募集を募る

Webから会員登録してもらうための窓口として。Salesforce上のリードや取引先責任者、カスタムオブジェクトで管理する運用です。会員制サイトの構築も可能です。

収集したデータの活用方法

顧客の属性やアンケートの統計データを分析するには、Salesforceのレポート機能が便利です。
詳しくはSalesforceのヘルプ「レポートの作成」をご確認ください。

また、Salesforce上に溜まった顧客データに対するお手軽なアプローチ・CRM施策として、メール配信をお勧めします。
電話やDMでマーケティングを行うことも有効ですが、低コスト・短時間で大人数の方々に接触するにはメールが適しているからです。
詳しくは「Salesforceを使ってメールマーケティングを行う方法」をご覧ください。

参考リンク

今回は「Salesforceでフォームを作成する方法」6つご紹介しました。
弊社でもSalesforceと連携可能なフォームを簡単に作れるツールを提供していますので、ぜひ見てみてください。

また、このサイトではSalesforceの活用方法を幅広くご紹介していますので、そちらも参考にしていただけると幸いです。

クライゼルフォーム連携資料

データ連携を自動化
クライゼルフォームのSalesforce連携