Pardot - ページアクションに関するFAQ
ページアクションに関わる機能や、運用にあたってのご質問に回答しています。ページアクション
ページアクション [ Admin -> Automation Settings -> Page Actions ]
Page Actionを使うと、指定したページの閲覧に対応してアクション(ユーザー通知・フィールド値の変更・アサインメント)を設定することができます。
さらに、そのページに対するプライオリティーの設定や、閲覧した人に対するスコア加算をすることができます。
ページアクションの設定について [ Add Page Action ]
ページアクションの設定について、よくあるご質問です。
ページアクションの設定方法を教えてください。
- 1[ Admin > Automation Settings > Page Actions ]へ
- 2[ +Add Page Action]を押して設定画面へ。
- 3ページアクションに名前をつけます
- 4
Page ActionをつけたいURLをセットします。
※このURLは、有効なURLであること、またはワイルドカードを使った有効なURLであることが前提です。
また、Pardotのトラッキングコードを貼り付けておく必要があります。 - 5
指定したページを閲覧した人に作用させたいスコアを選択します。
※初期設定では1ポイントの加算がされる設定になっています。
- 6
そのページを重要ページとして別枠でトラッキングしたい場合は[ Priority Page? ]項目にチェックします。
詳細は下の「ページアクションの活用に関して」まで。 - 7適用させたい完了アクションを選択します。
- 8[ Create Page Action ]をクリックして保存します。
↓実際の設定画面
ワイルドカードってなんですか?
例えばwww.example.com/products/* のように、URLに/*をつけて登録します。
すると、www.example.com/products/Aにもwww.example.com/products/Bにもページアクションを適用することができます。
Pardotはまず詳細に指定されたURLに対するアクションを探し、これがなかった場合にワイルドカードに対するアクションを探します。
そのため、詳細指定したURLを使ったアクションにワイルドカードを使ったアクションが重なった場合、詳細に指定したURLのアクション内容が優先されます。
例えば、www.example.com/products/ABCに対してはアクション①を、www.example.com/products/*に対してアクション②を登録していた場合、
www.example.com/products/ABCを見た見込み客に適用されるのはアクション①です。
具体的にどんなアクションを設定できるのですか?
ページアクションで設定できるアクションの一覧です。
項目名(英) | 項目名(日) |
---|---|
Add tags | タグ付 |
Add to list | リスト追加 |
Add to salesforce.com campaign | Salesforce.comキャンペーンへの追加 |
Assign prospect via salesforce.com active assignment rule | salesforce.com active assignment ruleに基づいた見込み客のアサイン |
Assign to group | ユーザーグループへのアサイン |
Assign to user | ユーザーへのアサイン |
Change prospect custom field value | カスタムフィールド値の変更 |
Change prospect default field value | 初期フィールド値の変更 |
Notify assigned user | アサインされているユーザーへの通知 |
Notify user | ユーザーへの通知 |
Remove from list | リストからの削除 |
Remove tags | タグの削除 |
Set prospect’s source campaign | 見込み客のソースキャンペーンの設定 |
ページアクションの動作に関して
ページアクションが動作しません。
-
設定したページにPardotトラッキングコードは埋め込んでありますか?
ページアクションは会員制のページや、トラッキングコードを埋めていないページにも「作る」ことができますが、
「作用」させるには、そのページに直接または、tag managerで埋め込んだPardotトラッキングコードが必要です。
-
同じ見込み客が同じページを見たことをトリガーにした通知は、1時間の間に1度までです。
ページアクションによる通知は1時間の間、1人の見込み客に対し、「1ページ1回まで」しか行われません。
例えば、1人の見込み客がページアクションの組まれた「ページA」を閲覧してページアクションによる通知が指定されたユーザーに飛びます。
1時間以内にその見込み客が「ページA」に戻ってきても、ページアクションによる通知が再度行われることはありません。
しかし、ページアクションの組まれた別のページを見た場合はページアクションが発動します。
匿名状態の訪問者には適用されるのですか?
ページアクションで設定した「完了アクション」はすでに見込み客としてトラックされている人にのみ適用されます。
匿名状態の訪問者には適用されません。
また、そのページを閲覧した訪問者がその後コンバージョンした場合、完了アクションがさかのぼって適用されることはありません。
ただし、その見込み客のレコードには閲覧記録が残り、ページアクションが適用された見込み客の一覧に表示されます。
また、この場合[ Activityレコード ]ではなく[ Auditレコード ]に適用されます。
[ Admin > Automation Settings > Scoring Rules ]で設定したスコアリンクルールは適用されるのですか?
いいえ、二重にスコアリングされることはありません。
ページアクションにてスコアリング設定した場合、[ Admin > Automation Settings > Scoring Rules ]で「ページ閲覧」に対して設定してあるスコアリングルールは適用されません。
ページアクションの活用に関して
ページアクションを設定したらどう便利なのですか?
ページアクションの名前をクリックすると、ページアクションの設定詳細とともにそのページにアクセスした見込み客の一覧を見ることができます。
また、[ Priority Page? ]項目にチェックすると下のように、見込み客のアクティビティ一覧において、その他ページの閲覧履歴と別枠で追うことができます。
なので、「重要なページの閲覧」というアクティビティを一目で確認することが出来ます。
本記事は、Pardot社が提供する英文記事を参考にしています。
タイトル:Pardot User Guide「Page Actions」
引用元URL: http://www.pardot.com/faqs/administration/page-actions/
一部、伝えやすいように元の記事と異なる表現の部分がございますが、予めご了承ください。