Pardot - メールに関するFAQ

メール配信に関わる機能や、運用にあたってのご質問に回答しています。

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メールレポートについて [ Report ]

メール配信後のレポート画面で、よくあるご質問です。

メールレポート画面

<実際のメールレポート画面(クリックすると拡大します)>

各項目の意味は何ですか?

【Report】タブで確認できるメールの項目一覧です。

項目名
概要
単位

【項目名】Campaign

【概要】キャンペーン名

【単位】-

【項目名】Subject

【概要】件名

【単位】-

【項目名】Sent On

【概要】配信日

【単位】-

【項目名】Created At

【概要】制作日

【単位】-

【項目名】Updated At

【概要】更新日

【単位】-

【項目名】Created By

【概要】作成者

【単位】-

【項目名】Updated By

【概要】更新者

【単位】-

【項目名】Sent To

【概要】配信先

【単位】-

【項目名】Suppressed From

【概要】配信除外先

【単位】-

【項目名】Total Sent

【概要】総配信数

送信済みの通数です。

【単位】

【項目名】Total Queued

【概要】未送信通数

送信待ち状態の通数です。

【単位】

【項目名】Total Bounced

【概要】総バウンス数

届かなかったメールの総通数です。

【単位】

【項目名】Total Delivered

【概要】総配信達数

無事に届いたメールの総通数のことです。

計算式 :(総配信数)-(総バウンス数)

【単位】

【項目名】Delivery Rate

【概要】配信達率

無事に届いたメールの割合を示します。

【単位】

【項目名】Total HTML Opens

【概要】HTML総開封数

開封されたHTMLメールの総数です。

【単位】

【項目名】Unique HTML Opens

【概要】HTMLユニーク開封数

開封されたHTMLメールのユニーク通数です。

(ユニーク数の場合、同じユーザーを複数カウントしません。 例えば、一人のユーザーが2回クリックしてもユニーク通数には、 1としてカウントされます。)

【単位】

【項目名】HTML Open Rate

【概要】HTML開封率

HTMLメールの開封された割合です。

計算式:(Emailを開封したユニーク人数)÷(総配信数)×100

で計算されています。

【単位】

【項目名】Total Clicks

【概要】総クリック数

メール内のリンクがクリックされた総回数です。

【単位】クリック

【項目名】Total Click Through Rate(total CTR)

【概要】トータルCTR

Emailに含まれるリンクをクリックした全訪問者の割合です。

計算式:(Eメールに含まれるリンクをクリックした人数)÷(総配信数―バウンス数)×100

トータルCTRには同じリンクに対する複数のクリックもカウントされます。

【単位】

【項目名】Unique Clicks

【概要】ユニーククリック数

メール内リンクがクリックされたユニーク数です。

【単位】クリック

【項目名】Unique Click Through Rate(unique CTR)

【概要】ユニークCTR

Emailに含まれるリンクをクリックしたユニーク訪問者の割合です。

計算式:(Eメールに含まれるリンクをクリックしたユニークの人数)÷(総配信数―バウンス数)×100

ユニークCTRには同じリンクに対する複数のクリックはカウントされません。

【単位】

【項目名】Click to Open Ratio

【概要】クリック/開封率

開封したユーザーがメール内リンクをクリックした割合です。

計算式:(ユニーククリック数)÷(HTMLユニーク開封数)×100

【単位】

【項目名】Total Opt Outs

【概要】総オプトアウト数

オプトアウトされた総数です。

【単位】

【項目名】Opt Out Rate

【概要】オプトアウト率

配信された総数に対するオプトアウト件数の割合です。

計算式:(総オプトアウト数)÷(総配信数)×100

【単位】

【項目名】Total Spam Complaints

【概要】総スパムクレーム数

送信したメールに対し、受信者が「SPAMメールである」とクレームを挙げた件数を示します。

送信元の信頼に対する大きなダメージです。

【単位】

【項目名】Spam Complaint Rate

【概要】総スパムクレーム率

総スパムクレーム数の、総配信数に対する割合です。

計算式:(総スパムクレーム数)÷(総配信数)×100

【単位】

メールレポートで大事な指標はなんですか?

重要なのは「CTR(クリックスルー率)」です。

「開封率」は実際に受信者がメールを開いていなくても、mail clients が先読みしてしまい、 開封されたことになってしまうので正確な数値がとれていない場合があります。

それに対し「クリックスルー率」はマーケティングにおいて強い指標です。 CTRの数字は「業種」「リストの質」「トレンド」によって作用されます。

もしCTRが2%以上であれば良い結果であるといえます。 逆にCTRが1%以下の場合リストやemailの内容を改善する必要があるでしょう。

メール文面中の特定のリンクをクリックした見込み客のリストを確認できますか?

[Open Rate]のリンクをクリックすると見られます。

「Spam Complaint」が多い場合の対策は?

Pardotからメールを送る場合は「CAN-SPAM法」および「Pardotが定める権限ポリシー」に従う必要があります。

また、「Spam Complaint」を受けるよりもオプトアウトしてもらう方がダメージが少ないので オプトアウトのリンクは明確に示しておきましょう。

米国のCAN-SPAM法とは

CAN-SPAM法では以下のことが定められています。

  • ヘッダーでは、偽りのある情報や誤解を招く情報は使用しない
  • 内容にそぐわない件名は使用しない
  • メッセージが広告であることを明らかにする
  • 受信者に対し、送信者の所在地を明示する
  • 受信者に対し、今後のメールの受信をオプトアウトするための方法を提示する
  • オプトアウトの要求にはすみやかに対応する
  • 業務委託先による対応を監視する
Pardotが定める権限ポリシー

受信者が要求しないメールを「一括送信」することは許可されていません。

この「一括送信」とは、送信時点で特に取引関係のない、10人以上の個人に送信を行うことです。

ハードバウンスとソフトバウンスの違いは何ですか?

ハードバウンスは、メールアドレスが有効でなかったためにメールが送信元に永久的に戻された場合を示します。 ハードバウンスが起こる理由には、ドメインネームが存在しなかったことや、受信者が無名であることなどがあります。 受信サーバーにメッセージがSPAMではないかと疑われた可能性もあります。 ソフトバウンスは、「受信サーバーには認識されたものの、受信ボックスが一杯だった場合」 または、「メールサーバーが一時的に利用できない状態にあったためメールが送り手に帰ってきてしまった場合」を示します。 ソフトバウンスのメールは、もう一度送ることやネットワークの管理者が受信側のドメインにリダイレクトすることで、届く可能性があります。

お客様のオプトアウト率を改善するには、どういったものを導入すればよいですか?

「Permission Based Marketing Policy」を導入することです。 簡単に言うと、メールの受信を希望しているお客様に絞ってメールを配信することです。 また、メール送信の頻度を下げることや、お客様が興味を示すと予想できるコンテンツを選んで配信することが重要です。 また、メールレポートを確認し反応の良かったリンクを調べ、 以後のメールコンテンツ作成に活かすことも、お客様にメールを読み続けてもらうための手段です。

バウンス率を下げる方法はありますか?

リストに有効でないメールアドレスが入っていることが考えられます。 バウンス率を低く保つ対策には、「リストをクリーンに保っておくこと」と、 「受信者が要求しないメールを送らないこと」があります。

メールの文面レポートについて [ Click-Through Rate Report ]

メール配信した文面のレポート画面で、よくあるご質問です。

メール文面中に含まれるURLがトラッキングされているかどうかは、何によって判断できるのですか?

トラッキングされているリンクは青くなっています。

その他

Pardotを使わずにSalesforceでメールマーケティングを運用できますか?

可能です。「autobahn for AppExchange」を使えば、Salesforceからメールを配信してスコアリングすることができます。

本記事は、Pardot社が提供する英文記事を参考にしています。

タイトル:Pardot User Guide「List Email Report」

引用元URL: http://www.pardot.com/faqs/reporting/list-email-report/

一部、伝えやすいように元の記事と異なる表現の部分がございますが、予めご了承ください。