Pardot - Good Dataに関するFAQ
Good Dataに関わる機能や、運用にあたってのご質問に回答しています。Good Data
Good Data [ Reports -> Good Data ]
Pardotはセールスやマーケティングのデータを集めるのに優れたツールです。一方、Good Dataはデータを「みせる」ことに優れたツールです。
この2つを同期させ、レポートをカスタマイズしたり、これまでの結果からのトレンド分析をしたりすることができます。
Good Dataの設定について
Good Dataの設定について、よくあるご質問です。
Good Dataの設定方法を教えてください。
- 1[ Admin > Connectors > Add Connector ]へ
- 2コネクター一覧からGood Dataを選択すると、Pardotとのデータ同期が始まります。この同期には最大24時間かかります。
PardotとGood Dataのコネクター設定を行いましたが、データが出てきません。なぜでしょうか?
PardotとGood Dataのデータの同期には24時間以上かかる場合もあります。アカウントが持つデータのサイズが多いほど時間がかかります。
PardotのカスタムフィールドとGood Dataはどのように同期させればよいですか?
以下の手順で、最大10つの カスタムフィールドをGood Dataに反映させることができます。
- 1[ Administration > configure fields>Prospect Fields ]へ
- 2カスタムフィールド横のギアアイコンまたは、カスタムフィールド名を直接押して「Edit」を押す
- 3「Sync with GoodData as a」を選択し、 Fact (数値データ:Numeric Data) またはAttribute (テキストデータ:Text Data)を選択
- 4「Save custom field」を押す
Good Dataの利用に関して
Good Dataの利用について、よくあるご質問です。
Good Dataにアクセスできるのは誰ですか?
AdminとMarketing ユーザーがアクセスすることができます。
その他のユーザーがアクセスする場合はGood Dataのインターフェイスから招待する必要があります。
PardotとGood Dataのコネクター設定を行いましたが、データが出てきません。なぜでしょうか?
PardotとGood Dataのデータの同期には24時間以上かかる場合もあります。アカウントが持つデータのサイズが多いほど時間がかかります。
Good Dataでカスタマイズされたレポートを組み立てる
「What」、「How」、「Filters」の3つの成分をもとにカスタマイズされたレポートを組み立てることができます。
成分 | 概要 |
---|---|
① What |
レポートで「何(Metrics)」をフォーカスしたいかという軸の部分です。Good Dataのプレフォーマット基準、またはカスタマイズした基準を使うことができます。 例:見込み客の人数、アクティビティの数 |
② How | 「How」セクションでは、レポート情報にいれたいフィールドやデータを選択します。ここで決めることは「what」で設定した軸をどのようにレポートしたいのかということです。 |
③ Filters | 特定の日付、アクティビティのタイプに絞ったデータに絞ることができます。 |
[What]で選んだ情報が[How]で選んだ項目ごとに整理されたレポートができます。
[What]や[How]を複数選択して、レポートに表示させたい情報を増やすことも可能です。
Good Dataのレポートには、どのようなPardotのデータを使えますか?
Good Dataのレポートに反映できるもの
- Prospect Activities:見込み客の行動・・・①
- Default Prospect Fields:デフォルトフィールド・・・②
- Opportunities:商談
- Tags:タグ
- Custom Prospect Fields:カスタムフィールド(10項目まで)
- Visits that are associated with Prospects:見込み客のWebページ訪問数
Good Dataのレポートに反映できないもの
- Lists:リスト
- Assigned Users:ユーザー名
- Visitors:訪問者
①-1 Good Dataでレポートできるアクティビティの内容
Attribute | 属性 | 概要 |
---|---|---|
Activity | アクティビティ | アクティビティの名前 例:Eメールの件名、フォームの名前 等 |
Activity Type | アクティビティのタイプ |
Custom Redirect:カスタムリダイレクト Email:Eメール Email Tracker:Eメールトラッカー File:ファイル Form:フォーム Form Handler:フォームハンドラー Landing Page:ランディングページ Multivariate Landing Page:ランディングページABテスト New Opportunity:新しい商談 Opportunity Lost:失注 Opportunity Won:受注 Visit:訪問 |
Activity ID | アクティビティID | アクティビティに当てられたID値 |
Activity Result | アクティビティの結果 |
Bounced:バウンス Click:クリック Error:エラー New Opportunity:新しい商談 Open:開封 Opportunity Associated:商談の生成 Opportunity Lost:失注 Opportunity Won:受注 Resubscribed:配信先への再登録 Sent:送信 Success:送信成功 Unsubscribe Page:配信拒否 View:閲覧 Visit:訪問 |
①-2 Good Dataでレポートできるアクティビティ・商談の時間情報
以下のアクティビティ・商談を時間軸ごとにレポートすることができます。
Event | イベント |
---|---|
Date Prospect Created | 見込み客のデータが作られた日付 |
Date Opportunity Created Date Opportunity Closed Date Opportunity associated with Prospect |
商談が作られた日付 商談が閉じた日付 商談が見込み客と |
Date Activity occurred at Date of Last Activity |
特定のアクティビティがあった日付 最後のアクティビティがあった日付 |
②Good Dataでレポートできる見込み客のデフォルトフィールド項目
Prospect Default Fields | Prospect Default Fields | ||
---|---|---|---|
Address | 住所 | Is Archived | アーカイブ:ゴミ箱内に記録されている状態 |
Annual Revenue | リスト追加 | Is Reviewed |
Reviewed:確認はされたが アサインされていない状態 |
Campaign | キャンペーン | Job Title | 役職 |
Company | 会社名 | Opted Out | オプトアウト |
Country | 国 | Salutation | 敬称 |
Department | 部門 | Years in Business | 職歴 |
Don’t Call | 電話連絡不可 | Source | ソース |
Don’t Email | Eメール不可 | State | ステート |
Employees | 従業員数 | Status | 商談ステータス |
Full Name | フルネーム | Phone | 電話番号 |
Grade | グレード | Eメール | |
Industry | 業界 | Website | ウェブサイト |
レポートの作成例を教えてください。
- 例①
特定の見込み客(Eメール)のフォーム登録回数をレポートする場合。
What | How | Filters |
---|---|---|
[#Activities] を選択します。 |
[All Attributes:Prospects]を、 [Attributes:Email]を選択します。 [Detail]で特定のEメールアドレスを指定します。 ※[Detail]では用いたい属性情報を絞ることが出来ます。 |
[ Select From a List of Values(including date ranges) ]を選択します。 [ Activity Type ]⇒ [ Forms ]を選びます。 アクティビティのタイプとして「フォーム登録」に絞ってをレポートできます。 |
- 例②
ランディングページごとに前月のコンバージョンをレポートする。
What | How | Filters |
---|---|---|
[#Activities] を選択します。 |
[Activities] を選択します。 |
[ Select From a List of Values(including date ranges) ]を選択します。 [ Activity Result ]⇒ [ Success ]を選びます。 [ Select From a List of Values(including date ranges) ]を選択します。 [ Months(Activity) ]⇒ 右側の[ previous calendar month ]を選びます。 |
フィルターの使い方を教えてください。
フィルターを使うと、特定の日付や特定のアクティビティタイプに絞ったデータをレポートできます。
- [How]タブ > [Details]から行うフィルター
レポートに表示させたいAttribute(属性)の要素を選びます。
例:Activity TypeとしてForm Submissionフォーム登録のみをレポートする。
⇒Activity Type – only show Forms
- [Filter]タブから行うフィルター
レポートに表示したい / させたくない[属性/ファクト/数値]を選びます。
[How]タブでできるもの+αのフィルターをかけることができます。
フィルターのタイプは以下の4つです。
Select From a List of Values (including date ranges) |
値で選択するフィルター (例:年の値が2006年のものに絞る。フォーム登録のアクティビティに絞る。) |
---|---|
Ranking Filter | ランキングフィルター 「最もアクティビティの多い見込み客トップ10」など数値の高いまたは低いデータにしぼったレポートを作成できます。 |
Numeric Range Filter | 数値的レンジフィルター 限られたレンジに絞ったデータのレポートをします。 |
Variable Filter | 使用不可 Variable Filterを使えるようなデータはPardotと同期していません。 |
Good Dataのレポートをさらに活用する
ダッシュボードを作る
GoodDataレポートはダッシュボードごとに複数のタブに分けてまとめることができます。それぞれ比較したい内容に合わせてレポートをまとめましょう。
Pardotの[Reports > GoodData]からiframeを使ってみることができるダッシュボードは‘Pardot Analytics’のみです。その他のデータは+GoodDataにアクセスすると見ることが出来ます。
スケジュールを設定して、メールでレポートを定期的に送る
GoodDataに作ったレポートを定期的にメール送信することができます。
ただし、メールの送信先は「プロジェクトメンバー」の一員である必要があります。
GoodDataをコネクター設定した時点でアドミンだったユーザーは自動的にメンバーに追加されます。
以下の方法から新しいメンバーの追加や、レポートEメールを設定することができます。
- 新しくメンバー追加する方法
- 1[ Reports > Good Data ]から[ +Good Data ]を押す
- 2[ Manage > Projects & Users ]へ
- 3[ Invite Users ]
- 4[ +Invite Users ]から新しくメンバー追加
- Eメール設定方法
- 01[ Reports > Good Data ]から[ +Good Data ]からGoodDataにアクセス
- 02[ Manage > Emailing Dashboards > Schedule New Email ]
- 03 Eメールの詳しい設定を行います。
To:誰に送るのか
Subject:件名
Message:メッセージ、レポートに関してコメントなど。
- 04送りたいレポート・ダッシュボードとそのフォーマットを選択
– .pdf
– .csv
– Excel (.xls)
– Inline Message in the email
※ダッシュボードはPDFフォーマットでしか送れません。
- 05スケジュールを設定します
本記事は、Pardot社が提供する英文記事を参考にしています。
タイトル:「 GoodData Connector」
引用元URL: http://www.pardot.com/faqs/administration/gooddata-connector/
タイトル:「 What data does GoodData sync with Pardot?」
引用元URL: http://www.pardot.com/faqs/reporting/gooddata-what-does-our-connector-do/
タイトル:「 How do I build my own Reports?」
引用元URL: http://www.pardot.com/faqs/reporting/goodata-what-how-filters/
タイトル:「 Presenting GoodData Reports」
引用元URL: http://www.pardot.com/faqs/reporting/presenting-gooddata-reports/
一部、伝えやすいように元の記事と異なる表現の部分がございますが、予めご了承ください。