Pardot - メール向け動的コンテンツに関するFAQ
動的コンテンツによるメールのパーソナライズに関する機能や運用にあたっての情報をご紹介しております。動的コンテンツでパーソナライズされたメールを送る
メール内に動的コンテンツを使う
Amazonは顧客の情報を活用し、メールにおいて顧客それぞれにパーソナライズされた「おすすめ商品」の情報を盛り込み高い効果を出しています。
メールに動的コンテンツを使えば、見込み客それぞれにパーソナライズされたおすすめ商品をいれて、顧客と有意義にエンゲージすることができます。
高度にパーソナライズされたメールを送ることで、受信した見込み客に、手厚い対応を受けていると感じてもらうことができます。
メール向け動的コンテンツの設定
①動的コンテンツを設定[ Marketing -> Content -> Dynamic Content ]
WEBコンテンツと同じように設定します。
②動的コンテンツをメールに設置する
- 1 Eメール編集画面の[ Building ]タブを開きます。
- 2 右上の雷マークのボタンを押します。
- 3 メールに埋め込みたい動的コンテンツを選びます。
- 4 Previewにてコンテンツを確認したら右下の[ OK ]ボタンを押します。
↑例:見込み客の所在地に合わせてセミナー開催地を表示する
※Java Scriptやiframeを含むものをメール内の動的コンテンツに設置することはできません。
※件名に動的コンテンツを使うことはできません。
③メール内の動的コンテンツをテストする
メール内の動的コンテンツをテストするには、テストリストに配信することが最適です。
- 1
動的コンテンツで設定する各条件に合う見込み客のテストデータを作成します。
テストの見込み客レコードのEメールは、自分が確認できるアカウントのものを使いましょう。 - 2 手順"1"でレコードを含んだテストリストを作成します。
- 3 テストリストに対して、テストしたい動的コンテンツを含んだメールを送信します。
動的コンテンツの動作について
メールの件名に動的コンテンツを使用することはできますか?
メールの件名に動的コンテンツを使用することはできません。
差し込み記号( Variable Tags )であれば使うことができます。
メール内にもJava Scriptやiframeを含むコンテンツを設置することはできますか?
メール内の動的コンテンツには、Java Scriptやiframeを含むものを設置することはできませんので注意しましょう。
見込み客が複数の条件にマッチする場合はどうなるのですか?
より上に設定したコンテンツが優先的に表示されます。
優先的に表示させたいバリエーションから順番に設定しましょう。
動的コンテンツのバリエーションはいくつまで設定することができますか?
バリエーションは25種類まで作ることができます。
動的コンテンツはどのエディションプランに対応していますか?
Pro、Ultimateエディションに対応しています。
また、Standardエディションに別途追加することも可能です。
PHPには対応していますか?
いいえ、動的コンテンツはPHPに対応していません。HTMLのみに対応しています。
動的コンテンツの使い方について
Eメールにおいて動的コンテンツはどのようなときに使えばよいでしょうか?
動的コンテンツを上手く使うことで、一斉送信のメールでも「one to one」でのコミュニケーションをはかることができます。
例えば、月刊ニュースレター、ウェブセミナー告知など、既存客、見込み客とのコミュニケーションにおいて、動的コンテンツを使うことができます。
その他の例は下のとおりです。
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月刊ニュースレター受信者の所在地ごとにイベント情報を切り替えて表示させる
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WEBセミナーの開催お知らせメールを、見込み客のニーズに合わせて必要なセミナーだけを表示させる
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プロモーションメールの内容を見込み客の確度や興味の範囲に伴って切り替えて表示させる
本記事は、Pardot社が提供する英文記事を参考にしています。
タイトル:Matt Wesson氏による記事「How to Use Your Customer Data Like Amazon」
引用元URL: http://www.pardot.com/blog/customer-data-amazon/
タイトル:Pardot User Guide「Placing and Testing Advanced Dynamic Content in Emails」
引用元URL: http://help.pardot.com/customer/portal/articles/2126863-placing-and-testing-advanced-dynamic-content-in-emails
一部、伝えやすいように元の記事と異なる表現の部分がございますが、予めご了承ください。