ステップメールとは
自動で、最適なタイミングで顧客にアプローチステップメールとは
ステップメールとは、顧客に複数のメールを時間差で送る施策のことです。ある特定のアクションを起こした顧客(サービスのトライアルや会員登録、資料ダウンロードなど)に対して、予め設定したタイミングに沿ってメールを自動配信します。
通常のメルマガと異なり、顧客が興味を持つ情報を適切なタイミングで配信できます。顧客の情報収集→選定→購買の流れに寄り添い、関連性の高い配信を行うことで、自社サービスの購入促進および顧客との関係性向上を行うことが可能です。
専用の機能を備えたメール配信サービスで、一度ステップメールを設定してしまえば、後は自動で配信してくれます。まるで営業マンが一人増えたかのような形で、顧客へのアプローチを自動化できるのが最大のメリットです。
活用事例(弊社トライコーンのクライアント様)
商品購入後フォローメール(B2C向け、関係構築/次回購入促進効果)
- 大手食品メーカー
【課題】
「健康サプリメント」のインターネット販売において、試用品を安価に購入できるような施策を行っていた。
しかし、試用品を購入された顧客から本商品購入への転換率が悪かった。
【解決策】
試用品を購入された顧客に対して週1回の頻度で、商品愛用者の口コミや健康品としてのメリットをステップメールで自動配信した。
【効果】
試用品購入顧客の本商品購入への転換率が約15%向上した。
サービス検討フォローメール(B2B向け、関係構築/導入促進効果)
- 大手電化製品メーカー
【課題】
検討開始から導入決定前までの見込み客に対して、営業マンが定期的なフォローを行なっていた。
しかし、見込み客の数が多いことから、工数の増加が課題となっていた。
【解決策】
検討開始した見込み客に対して、導入促進を目的としたステップメールを配信した。
【効果】
営業マンの業務効率化だけではなく、導入までの検討期間を短くした。
ステップメールの実現に必要なもの
- 集客
まずは、配信対象となる顧客のメールアドレスを収集する必要があります。様々な手段がありますが、顧客接点の作りやすさや業務効率を考慮すると、Webからお問い合わせしてもらうためのフォームを用意すると便利です。
>>Salesforceと連携できるフォーム作成ツールはこちら
- 配信対象者の選定
どのような人に/どのようなタイミングで/どのような内容のメールを送るのが適切かを考える必要があります。
重要なのは、企業都合の配信(極端な営業コンテンツなど)ばかりを行わないことです。最初は信頼性を構築するために、顧客にとってメリットとなる配信を行い、3通に1回ほどの頻度で訴求メールを行うことをオススメします。
- 配信を自動化できるシステム
「ステップメール」施策をすべて手動で行うのは、大変工数がかかります。
必要なデータ・コンテンツの保管や、一連の配信を自動化できるシステムが必要です。
>>Salesforceからステップメール配信できるアプリはこちら
- 最適なコンテンツ
顧客の検討フローに合わせて、最適なメールコンテンツを制作する必要があります。
クリック率を高めるには、いわゆる「レスポンシブHTMLメール」が望ましいでしょう。