autobahn for AppExchange - スコアリングに関するFAQ

Salesforce専用メール配信アプリ「autobahn for AppExchange」を使ったスコアリングに関するご質問に回答します。

コアリング機能

スコアリングとは

「autobahn for AppExchange」を使ったスコアリングでは、メール受信者のメールの開封やURLのクリックごとにスコア加算することができます。

定期的なメール配信を重ねるうちに、サービスへの関心度合いが高い「ホットリード」を判別することができます。

また、受信者の関心度合いを数値化し、メールマーケティング施策に活用することもできます。

スコアリングのイメージ

スコアリングのベストプラクティスについて

スコアリング結果は、どのようにメールマーケティングに役立てれば良いですか?

下記2つの活用ポイントをご紹介いたします。

  • 1スコアのレンジごとに異なる内容のメールを配信する

抽出条件設定にて、高スコアの受信者、低スコアの受信者を、それぞれ分けて抽出することで、受信者の興味度合いに合わせたコンテンツを配信できます。

一斉に同じコンテンツを配信する場合に比べて、より受信者のニーズに沿ったメールマーケティング施策を実現できます。


(例)

高スコアの受信者:購入・契約の最後のひと押しとなるコンテンツ。事例や導入プランページなど

低スコアの受信者:商品・サービスへの興味を深めるようなコンテンツ。サービス紹介ページなど

  • 2営業担当に通知する

Salesforce機能のワークフローやプロセスを利用することで、スコアが○点以上に更新されたら所有者に通知することができます。

営業担当は興味度合いの高い見込み客へ重点的にアプローチできるので、結果的にメールマーケティング効果の底上げが期待できます。

ワークフローやプロセスの設定・考慮事項について、Salesforceヘルプページをご確認のうえご設定ください。

https://help.salesforce.com/s/

効果的なスコアリングを行うためのベストプラクティスはありますか?

下記2つの活用ポイントをご紹介いたします。

  • 1クリックに対するスコアリングを、開封に対するスコアリングよりも重くする

クリックに関するスコアリングの更新値を、開封に関するスコアリングの更新値よりも、大きくすることを推奨いたします。

クリックのアクションの方が、開封のアクションよりもハードルが高いためです。

  • 2カテゴリーごとのスコアリング

URLの遷移先ページや、開封したメールの内容によって加算するスコア項目を分けることで、特定のカテゴリーへの興味が高い受信者を把握することができます。

※複数のスコアリング用項目を用意する必要があります

スコアリングの設定について

スコアリング設定の流れについて教えてください。

Salesforceにてスコアを格納する項目を作成のうえ「autobahn for AppExchange」での設定を行います。

詳細はご契約後にお渡しするマニュアルまたはアウトバーンサポート窓口をご利用ください。

<手順概要>

  • 1Salesforce配信対象オブジェクトにスコアリング用の数値項目を作成します。

※設定方法の詳細・考慮事項について、Salesforceヘルプページをご確認のうえご設定ください。

https://help.salesforce.com/s/

  • 2メール文面設定の作成または編集ボタンより、配信したい文面を設定します。
  • 3開封についてスコアリングを行う場合は「メール文面設定の編集」画面下方の「開封履歴を取得する」をチェックします。

※開封履歴を取得するには、受信者がHTMLメールを開封する必要がございます。メールタイプ「Multipart」または「HTML」をご選択のうえHTMLメール部分を必ず設定ください。

  • 4「アクション設定の一括登録」をクリックします。
  • 5検出されたURLよりスコアリングを行いたいURLについてチェックを入れ、「チェック付きURLを有効化」をクリックします。

※検出の対象となるのは、テキストメールではhttp・httpsから始まるURLのみ、HTMLメールでは<a href>タグの中です。

  • 6「アクション設定の有効化」より、スコアリングしたいURLまたは開封履歴について、「値の更新」欄のチェックボックスをクリックします。
  • 7ポップアップ画面「アクション設定」が現れるので、のスコアリング用オブジェクト・項目を選択し、更新値を+nで指定します。(nは加算するスコア値)
  • 8スコアリングしたいURLまたは開封履歴について、それぞれ67を実施します。
  • 9[保存]します。

その他

スコアリングの反映タイミングは?

autobahn for AppExchange 接続先のSalesforceアカウントへ、30分に一度のタイミングで書き込み処理が実施されます。

受信者がクリックしたのに、スコアが反映されません

下記をご確認ください。

  • 該当オブジェクトについて入力規則が設定されている場合、入力規則に制限され、値を更新できないケースがございます。

  • スコアリング用項目の更新をトリガーとした、プロセスやワークフローなどが設定されている場合、トリガー後のフローが失敗していることが原因で更新できないケースがございます。

  • Salesforce - autobahn for AppExchange間の連結について接続エラーが発生しており、値を更新できないケースがございます。

  • 開封に関するスコアについては、受信者がテキストメールを開封していることが原因で開封を測定できていないケースがございます。

スコアリング設定における注意事項

  • 値の更新にあたり、追加でAPIコール数が消費されます。詳しい消費量については契約後にお渡しするマニュアル内「APIコール数の消費について」をご確認ください。


  • Salesforce機能については、御社Salesforce管理者とご相談のうえ、Sandboxなどでよく検証してご利用ください。


  • 受信側のシステムによる開封やクリックがカウントされてしまう場合がございます。

autobahn for AppExchange」を使ってみたい、詳しく聞きたいなどございましたら、お気軽にお問い合わせください。

※既にご契約中のお客様は、サポート窓口をご利用ください。

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