Pardot - 動的WEBコンテンツに関するFAQ

動的WEBコンテンツに関わる、機能や運用にあたっての情報をご紹介しております。

WEBコンテンツをパーソナライズする

動的コンテンツ[ Marketing -> Content -> Dynamic Content ]

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アマゾンでお買い物した履歴や、閲覧したページなどをもとに、「あなたのお買い物傾向から・・・」

といったおすすめ商品の情報がメールで送られてきたといった経験はありませんか?

直接ターゲティングされたコンテンツはより顧客の行動を促すことができます。

B2Bのマーケティングにおいても、アマゾンのようなB2Cと同じくパーソナライズされたコンテンツを提供することは効果的です。


Pardotの動的コンテンツは、HTMLを使ったコンテンツ(WEBサイト・ランディングページ・レイアウトテンプレート・Eメール)を

見込み客の条件(業種・役職・スコア・グレードなど)に合わせて発信することができる機能です。

例えば、ホームページの事例ページに対して動的コンテンツを使うと、閲覧している見込み客に合わせた事例をピックアップして見せることができます。

最も一般的な使い方は、Eメールにおいてパーソナライズされた「あいさつ文」を入れることです。


※Eメールに動的コンテンツを使う場合はこちら

動的コンテンツをつくる[ Add Dynamic Content ]

以下のとおり各設定を行います
  • 1名前を設定します。(Pardot内でのみ使う名前です。)
  • 2任意でフォルダー[Folder]とタグ[Tags]を設定します。
  • 3 [Edit]からデフォルトのコンテントを設定します。

※デフォルトのコンテントは見込み客が条件に合致していない場合に表示されます。

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  • 4コンテンツのバリエーションを分ける基準にする条件を選択します。

(Score、Grade、Default prospect fieldまたは Custom prospect fieldから選びます。)

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  • 5バリエーションを分ける条件の値を設定します。

※セミコロン「;」を使うと、一つの条件に対し複数の値を設定することができます。

例:Show when "City" [ is ] [ 東京;神奈川;千葉;埼玉;茨城;栃木;群馬 ]

→見込み客の所在地が「 東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木または群馬のときに表示する」設定 ※タイプがDate(日付)の項目を条件にすることはできません。

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  • 6[ Save ]を押して保存します。
例:見込み客の業界を基準にコンテンツのバリエーションを設定する

「繊維・生地業界」と「電気機器業界」で異なる見出しを設定します。

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動的コンテンツをテストする【WEBページに置く場合】

動的コンテンツをテストする方法です。メールの場合はこちら
  • 1テストしたい動的コンテンツを使っているWEBページを新しいタブで開きます。
  • 2Pardotメニュータブの[ Marketing > Content > Dynamic Content ]を押します。
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  • 3テストしたい動的コンテンツの設定ページを開きます。
  • 4[ Testing Tools ]を押します。
動的コンテンツ
  • 5表示をテストしたい見込み客の条件[ Variation ]を選択します。

※ここで、単発的なクッキーがブラウザーに埋め込まれます。

設定イメージ
  • 6ここで、使用しているブラウザーによって警告が表示される可能性があります。

これはPardotがあなたのパブリックドメインにクッキーを埋め込もうとするためです。

  • 7クッキーがセットされた旨のポップアップ ウィンドウが表示されたら、「OK」または「はい」を選択します。

一時的にPardotがあなたを上の"手順4"で選択した条件の見込み客として認識している状態です。

※このポップアップウィンドウはテスト時にのみ表示されるもので、見込み客のブラウザーに表示させることはありません。

  • 8上の"手順1"で新しいタブを使って開いたページを更新します。

選択した条件について設定したコンテンツが表示されるはずです。

動的コンテンツの使い方について

動的コンテンツはどのようなときに使えばよいでしょうか?

コンテンツをパーソナライズする例です。

  • WEB・ランディングページ

見込み客の行動情報や属性情報をもとに、「語りかけるコンテンツ」を作ることができます。

<例>

ホームページを閲覧している見込み客の業界に合わせ、製品を利用している会社ロゴを選んで表示させる

  • フォーム

フォームを入力してくれた情報をもとに、サンキューコンテンツとして

見込み客をパーソナライズされたページにリダイレクトすることもできます。

<例>

フォームで「興味のある商品やニーズ」を聞いておく

→フォーム登録後、登録情報をもとに「おすすめ商品ページ」へとリダイレクトする

その他

動的コンテンツのバリエーションはいくつまで設定することができますか?

バリエーションは25種類まで作ることができます。

コンテンツのHTMLソースにCSSを使うことはできますか?

コンテンツを埋め込む先のCSSが、動的コンテンツの表示に影響します。

動的コンテンツはどのエディションプランに対応していますか?

Pro、Ultimateエディションに対応しています。

また、Standardエディションに別途追加することも可能です。

本記事は、Pardot社が提供する英文記事を参考にしています。

タイトル:Jenna Hanington氏による記事「Why Dynamic Content Is Marketing’s Secret Weapon」

引用元URL: http://www.pardot.com/marketing-automation/dynamic-content-marketings-secret-weapon/


タイトル:Pardot User Guide「Creating Advanced Dynamic Content」

引用元URL: http://www.pardot.com/faqs/dynamic-content/creating-dynamic-content/


タイトル:Pardot User Guide「Advanced Dynamic Content Overview」

引用元URL: http://www.pardot.com/faqs/emails/advanced-dynamic-content/


タイトル:Pardot Knowledge Base「Placing and Testing Advanced Dynamic Content in Pages」

引用元URL: http://www.pardot.com/faqs/emails/advanced-dynamic-content/

一部、伝えやすいように元の記事と異なる表現の部分がございますが、予めご了承ください。