Pardot - WEBトラッキングに関するFAQ

WEBトラッキングに関する機能や、運用にあたってのご質問に回答しています。

WEBトラッキング

Pardotクッキーでできること

WEBトラッキング

クッキーを埋め込むことで、PardotはWebサイトにおける、訪問者や見込み客の行動をトラッキングすることができます。

見込み客のWEB行動履歴

見込み客のレコードからWEBの行動履歴の一覧を確認できます

情報を記憶するフォーム

また、クッキーによって見込み客が一度フォームに登録した内容を覚えることができるので、

フォームに戻ってきたときに同じ情報の入力を求めないことや新しい項目を表示するということができます。

見込み客または訪問者に対しては、Pardotランディングページや、トラッキングコードを埋め込んだページでの行動情報を取得することができます。

Pardotフォーム

クッキーを使ったWEBトラッキングに関するFAQ

見込み客のトラッキングに関して

見込み客が「do not track」設定をした場合、web上での行動をとることはできないのですか?

サードパーティ広告ネットワークが、複数のWEBサイトにまたがって同意を得ずに個人の行動情報を取得していることに懸念が広がり、

「do not track」設定が広がっています。

「do not track」設定のトラッキングに対する影響

見込み客が「do not track」設定をしていても、トラッキングすることは可能です。


ブラウザーを「do not track」設定にすると、サードパーティクッキーによるトラッキングが不可能になります。

例えば「あるWEBサイトでの行動情報」をもとにして、異なるサイトでターゲット広告を行うことができなくなります。


一方、Pardotクッキーはファーストパーティで、取得するのは、訪問者の自社サイト上での行動です。

マーケティング部や営業チームは、あなたのWebサイトでの行動をもとに見込み客を分析することができます。

※サードパーティのクッキーとPardotのクッキーが情報の受け渡しをすることはありません。

※2013年の7月以来、Pardotアカウントの管理者が「do not track」設定をしたブラウザー上での行動をレコードするかどうかを選ぶことができるようになりました。

 アカウント設定画面から「do not track」を尊重するか(=設定した人の行動情報を取得するかどうか)を選択することができます。

※Internet Explorer10ではデフォルト状態で「do not track」設定になっています。)

「do not track」を尊重する設定の方法を教えてください。

[ 左上のあなたのメールアドレス ] > [ Settings ] > [ Honor Do Not Track Header ] > [ Enable ]

から設定することができます。

また、「do not track」を尊重する設定をしている状態でもトラッキングできる行動があります。

トラッキングできる行動

  • フォーム・ランディングページのサブミッション
  • Eメールの開封・クリック

トラッキングできない行動

  • ページビュー
  • フォーム・ランディングページビュー
  • ファイルダウンロード
  • カスタムリダイレクトのクリック
見込み客をトラッキングできない場合はありますか?

Pardotクッキーは、ブラウザーに設置されたクッキーに頼ってトラッキングを行っています。

見込み客が「クッキーを無効にすること」、「Java Scriptを無効にすること」や、「ブラウザ拡張機能を使うこと」で、

Pardotクッキーが正常に動作できなくなり、トラッキングができなくなる可能性があります。


一方、Pardotユーザーはログイン状態を保持するためにクッキーを有効にしておく必要があります。

よって、クッキーをブロックする拡張機能を無効にしておく必要があります。

トラッキングコードが正常に作動していないようです。どうすれば良いでしょうか?

WEBページのソースにトラッキングコードが入っているか確認しましょう。

特に「改行してはいけない箇所で改行されていないか」気をつけましょう。

トラッキングされていることで見込み客が影響を感じることはありますか?

「一度登録した情報をPardotのフォームが覚えている」という点以外に、特にありません。

Pardotが扱うクッキーについて

クッキーは個人情報を溜め込みますか?

クッキー自体に個人情報は溜め込まれません。

Pardotのクッキーは一度訪問した訪問者に数値情報を持たせることで識別するのみで、Pardot外で意味を持つ情報は持ちません。

Pardotが扱うクッキーの種類について教えてください。

Pardotが扱うクッキーには3種類あります。

種類
概要

【種類】 Visitor Cookie

【概要】

「visitor_id」とあなたのwebサイトが持つユニークな識別子を含みます。


(例)クッキー名「visitor_id12345」が「123456789」の値をもつ場合、

「12345」はアカウント識別子で、「123456789」がvisitor IDである。

【種類】Opt In Cookie

【概要】

「pi_opt_in」はブラウザーの「Do Not Track」設定を尊重するために使います。

【種類】Pardot App Session Cookie

【概要】

ログインしているユーザーにのみ設定されます。

Pardotが使うのはファーストパーティクッキーのみですか?

いいえ、ファーストパーティクッキーとサードパーティクッキーを併用します。

WEBトラッキングの目的ではファーストパーティクッキーを、その他の場合ではサードパーティクッキーを使用します。

Pardotクッキーは個人を特定する情報でなく、ユニーク識別子を記憶します。

WEBブラウザーがクッキーを扱う仕様によってサードパーティクッキーを使う場合があります。

また、下記においてはサードパーティクッキーを使います。

  • アカウントがバニティーCNAMEを持っていない場合
  • HTTPSページ上の場合
クッキーを設定するドメインは?

CNAME(サブドメイン)とPardotドメインです。

クッキーに有効期限はありますか?

クッキーの持続期間は10年間です。

本記事は、Pardot社が提供する英文記事を参考にしています。

タイトル:Pardot User Guide「How does Pardot track activities?」

引用元URL: http://www.pardot.com/faqs/administration/pardot-track-activities/


タイトル:Pardot User Guide「Pardot Cookies」

引用元URL: http://www.pardot.com/faqs/account-questions/pardot-cookies/


タイトル:Adam Blitzer氏による記事「Pardot tracking code respects Do Not Track feature in browsers」

引用元URL: http://www.pardot.com/blog/pardot-tracking-code-respects-do-not-track-feature-in-browsers/

一部、伝えやすいように元の記事と異なる表現の部分がございますが、予めご了承ください。