機能詳細

SPFはFromアドレスのドメイン単位で、DKIMはメール単位で送信元の認証を行います。DKIMはさらに、送信から受信までの途中経路におけるメール内容の改ざん検知が可能です。

autobahn for AppExchangeでは配信に利用するIPアドレスの固定化を計画しておりますがリリース予定は未定です。

DKIMは、メールがなりすましや改ざんがされていないかを検証する技術で、メールにDKIM署名を付与することで正当性を証明できます。2024年2月より、GmailガイドラインでDKIMが推奨されており、第三者署名と作成者署名の2種類があります。

「作成者署名」は受信側からの信頼度が高く、autobahn for AppExchangeを利用した配信で、この署名を使うとお客様ドメインによる認証が可能になり、メールの信頼性が向上します。一方、「第三者署名」はトライコーンドメインでの証明となり、送信者がお客様である証明にはなりません。

DKIMを設定することで、配信するメールに受信側の「メール受信拒否設定」が影響しにくくなるため、メールが読者に届きやすくなります。

SPFとDKIMの両方を設定いただいた方が望ましいです。配信するメールの信頼性を向上することができるためです。