Salesforceを活用した
簡単・低コストなマーケティングオートメーション
本当に必要な機能だけを使ったマーケティングの自動化・業務効率化
多機能なツールは必ずしも正解ではない?!
昨今のマーケティング情勢
顧客が「自分の知りたい情報」を選定するようになってきている現代においては、単純な情報配信では効果が出なくなってきています。顧客の属性や行動に合わせたマーケティング・営業活動が重要です。
そんな中、テクノロジーの進化により、顧客に合わせたアプローチができるようになりました。例えば、製品Aの価格ページを閲覧したお客様に対して、製品Aに関するメールを送り、URLをクリックしたらすぐに電話でフォローする、といった戦略的な運用が可能です。しかし、このような施策を行うには、お客様の情報を取得するシステムや、メール配信のツールが必要です。
MA(マーケティングオートメーション)の出現
前述のような分析機能やメール配信の機能を兼ね備えたのが、MAです。Webページの閲覧情報を含め、様々なマーケティング施策に必要な機能を取り揃えています。なおかつ、各業務プロセスを自動化させる「統合システム」として、業務効率化に大幅に貢献しています。
しかし、このような多機能かつ高機能なシステムであるが故に、設定に時間がかかったり、使い慣れるために多くの時間を費やしたりと、初期段階で工数がかかります。運用費用に関しても、決して少なくはない費用を毎月捻出する必要があります。
低コストで簡単にMAを利用する方法
Salesforceの画面上から、疑似的にMAを実現する方法があります。MAの主要な機能であるメール配信/トラッキング/スコアリングなどの専用ツールの中から、本当に必要なものだけ選んでご利用いただく形です。
お客様のWebのページ閲覧情報を基にメール配信を行ったり、自社への興味度合いを基に営業アプローチを行ったりと、MAと同等の運用が可能です。配信作業の自動化などもできます。MAとの違いは、Salesforceの画面上で操作が完結する点と、導入にかかる金額・工数が低い点にあります。
※フォーム制作ツールである「クライゼル」はSalesforceの画面からは操作できませんが、登録されたデータはSalesforceにリアルタイムで連携されます。
各サービスの紹介
- 必要機能に応じてアプリを選択できます。
- Salesforce社のSFAである Sales Cloud (Enterprise Edition, Unlimited Edition)をご利用されていることが条件です。
Autobahn for AppExchange
シンプルでわかりやすいメール配信システム。Salesforceの画面上から簡単なステップで操作できます。
配信したい条件に合わせて、大量配信を行うことが可能です。また、誰がメールを開封/URLをクリックしたかを計測/スコアリングできるので、戦略的な営業活動を行えます。
AshiAto
見込み客のWeb行動を把握できるトラッキングサービスです。 検索キーワードや閲覧情報をリアルタイムでSales Cloudに書き込みます。見込み客の行動を可視化することで、より精度の高いマーケティング・営業活動を行うことができます。
SCOBLE
スコアリングのサービスです。Sales Cloud上にデータがある見込み客に対して、設定した条件に応じてスコアを付与します。
特定のスコア以上の見込み客にメールを送信したり、スコアが高い見込み客をそのまま営業担当者に渡したりできます。
クライゼル/Salesforce連携サービス
Webフォームを簡単に作成できるツール。フォームから登録された顧客データは、Salesforceにリアルタイムで連携されます。
業務効率化やマーケティングなど、様々な用途で活用できます。 ※フォーム作成の操作はクライゼルの画面で行います。
標準機能との併用
Salesforceの標準機能と組み合わせることで、上記のサービスを最大限に有効活用することができます。
ワークフロー
条件によって自動で処理を行う機能です。Salesforce上の項目の値などを条件に、業務プロセスを自動的に処理できます。
例えば、アプローチから一定期間経過した見込み客にメールの自動配信処理を行う、などが可能です。
レポート
Salesforce上のデータを集計し、レポーティングを行うことができます。
メールの開封/クリックの実績、Webアクセス集計、スコアリング結果など、様々なレポートが作成可能です。
キャンペーン
イベントを管理できる機能です。Salesforce上で、セミナー告知やメールマガジンやなどのイベントを管理することができます。
キャンペーン機能使用することで、どのイベントから見込み客になり、商談まで発展したかなどを把握することが可能です。
カスタムオブジェクト
任意のデータベースを作成できる機能です。リードや取引先責任者に格納する"顧客情報"とは異なった趣旨の情報を格納するのに便利です。
例えば、アンケートフォームを作成して、その回答結果を専用のカスタムオブジェクトに格納することが可能です。
まとめ
低コストで簡単にMAを始めましょう!
いわゆる"MAツール"を導入しなくても、本当に必要な機能だけを利用してマーケティング・営業活動を強化することができます。
顧客管理やメールマーケティングの事業を展開しているトライコーンは、Salesforce連動型のサービスを提供していますので、是非その詳細も見てみてください。